電気とガスの光熱費比較
電気とガスの光熱費比較
福井の暮らしプロパンガス併用VS
オール電化のメリット・デメリット徹底比較
毎月の出費となる家庭の光熱費。
新築の家を建てる場合、光熱費はこれから毎月支払い続ける固定費みたいなものですから、ガスが便利かオール電化か安いかで随分と悩みます。
福井ツバメ商事では、生活スタイルを念頭にプロパンガスとオール電化のおトクとベンリを比較します。
まず、福井市の1世帯(2人以上)あたりの月別消費支出を見てみましょう。
令和元年 家計調査概要 福井市の家計より
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ガス代 | 3,465 | 4,321 | 4,058 | 3,498 | 3,129 | 4,074 | 3,312 | 3,897 | 3,009 | 3,276 | 3,270 | 4,221 |
電気代 | 20,064 | 22,800 | 20,169 | 17,037 | 14,120 | 11,333 | 10,428 | 12,391 | 13,703 | 11,585 | 10,982 | 12,724 |
その他 | 2,077 | 1,754 | 2,561 | 1,410 | 607 | 105 | 302 | 11 | 3 | 344 | 771 | 1,457 |
合計 | 25,606 | 28,875 | 30,259 | 21,945 | 17,856 | 15,512 | 14,042 | 16,299 | 16,715 | 15,205 | 15,023 | 18,402 |
福井の暮らしでは予想通り冬季の光熱費が掛かっていますが、オール電化とガスの併用とを比較検討する場合、上記の光熱費のコストだけではなく、それぞれの特性を調べることをオススメします。
オール電化にしたからと言って必ずしも電気代がお得になるわけではありませんし、ここ数年ではオール電化からガス併用に戻す家庭も増えていると言われています。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、事前にご相談下さい。
2016年世帯当たりのエネルギー消費
2016年世帯のエネルギー源
参考:経産省資源エネルギー庁(エネルギー白書)
オール電化のメリットとデメリット
オール電化のメリット
1.ガスの基本料金が不要
電気の基本料金のみとなるため、ライフスタイルによっては費用を抑えられるます。
2.火を使わないため安心
火を使わないIHクッキングヒーターは火災リスクが低いほか、二酸化炭素などの発生がないため、室内の空気を汚しません。
3.電気温水器で災害時の水を確保
オール電化で使用するエコキュートや電気温水器のタンク内に貯めた水は、生活用水として災害時に利用することもできます。
オール電化のデメリット
1.初期費用が高額
エコキュートや蓄熱暖房機、IHクッキングヒーターなど、機器本体の購入費用に加え設置工事費等まとまった費用が必要です。
2.昼間の電気代が割高
オール電化の電気料金プランでは夜間の電気料金が割安ですが、昼間の電気料金は割高です。
3.災害時の停電時は大変
オール電化の住宅は全てが電気を必要としてますので、災害時の停電では全く機能しなくなります。
プロパンガス併用のメリットとデメリット
プロパンガス併用のメリット
1.昼間に自宅で過ごす家庭はお得
昼間に家族が自宅で過ごす時間が長い場合、オール電化よりもお得になる場合があります。
2.ガスコンロ、乾燥機等が使える
土鍋料理ができるガスコンロや、花粉症対策などに有効なガス乾燥機など、オール電化にはないお得で快適な生活が得られます。
3.災害時のリスク分散
毎年のように大規模災害が起こる中、停電時でも煮炊きや暖房に火が使え、ガスボンベであるため復旧が早い点があります。
プロパンガス併用のデメリット
1.ライフスタイルによっては割高
電気とガスの基本料金が二重となり、日中の電気をあまり使わないライフスタイルでは割高になります。
2.ガス機器点検と換気が必要
火を使うため、不完全燃焼を防ぐガス機器点検や、燃焼ガスを逃す換気が必要です。
3.火災のリスク
オール電化でも火災リスクはありますが、火を使っているため、火傷や火災の危険度は高くなります。
忘れてはいけない
住宅エネルギー機器の更新費
ライフスタイルでオール電化とガス併用のおトク度が分かれる家庭の光熱費。
それを考える上では、住宅エネルギー機器設置の初期費用、オール電化機器とガス機器の寿命と価格、またオール電化からガス併用に転換工事となると、消防法に対応した工事費などを事前に想定して考えた方がよろしいでしょう。
生涯の生活変化や価値観をシミュレーションしてご相談下さい。
ご存知ですか?
ライフスタイルで変わる光熱費
家族が成長すると、ライフスタイルにも変化が出ます。光熱費グラフを参考に、長い目で家庭のエネルギーを考えて決めましょう。
オール電気機器の寿命の目安
- IHコンロ
- 約10年
- 電気温水器
- 15年〜20年
- エアコン
- 10年〜15年
- 電気乾燥機
- 約7年
ガス機器の寿命の目安
- ガスコンロ
- 約10年
- ガス給湯器
- 10年〜15年
- ガス暖房機器
- 8年〜10年
- ガス乾燥機
- 約10年
いちばん光熱費がかかる
給湯器だから選択は慎重に
世帯当たりの用途別エネルギー消費では、家庭で一番エネルギーを使っているのはが給湯です。
そこで、それぞれの給湯システムのメリット・デメリットを踏まえ、家族構成や生活パターンを考えながら、最適な給湯システムを検討してみましょう!
ガス併用かオール電化かでお悩みの方には、使い勝手や光熱費をアドバイスしながらご家庭に合ったエネルギーを提案します。お客様のご家族、ライフスタイルに合わせた最適な設備プランをシュミレーションしてみませんか?
エコキュート お湯 |
ハイブリッド給湯機エコワン お湯 |
エネファーム お湯電気 |
太陽熱(ソーラー)給湯機 お湯 |
|
---|---|---|---|---|
使用 エネルギー |
電気 ヒートポンプと |
電気+ガス ヒートポンプとエコジョーズ |
ガス(石油または天然ガス) ガスを使い |
太陽エネルギー+ガス 太陽熱を最大限に利用しながらガス給湯器を補助熱源に利用 |
環境性 (CO2排出量) |
△ | ○ | ○ | ◎ |
経済性 (イニシャルコスト+ ランニングコスト) |
○ | ○ | △ | ○ |
メリット | ・ランニングコストが安い (夜型で家族が少ない場合) |
・湯切れがない ・環境に優しい ・ランニングコストが安い |
・湯切れがない ・自家発電なので環境に優しい ・ランニングコストがかなり安い |
・湯切れがない ・自家発電なので環境に優しい ・ランニングコストがかなり安い |
デメリット | ・湯切れする ・設置費がやや高い |
・設置費がやや高い | ・設置費が高い | ・設置費がやや高い ・冬季はランニングコストが多少かかる |
暮らし方別のオススメ度
家族が多い | △ | ○ | ○ | ○ |
昼間に家に いることが多い |
△ | ○ | ○ | ○ |
昼間に家に いないことが多い |
○ | ○ | ○ | ○ |
※あくまでも目安です。(参考)エネルギー計算尺
ツバメのおすすめ給湯商品
ハイブリッド給湯器 エコワン
「エコジョーズ(ガス)」と「エコキュート(電気)」のいいところをW搭載した、最新給湯器「エコワン」!少しのときは電気、たくさんのときはガスと、給湯量に応じて使い分け、効率良くお湯を作るハイブリッド給湯器です。従来ガス給湯器よりも給湯費用が1/2以下で経済的!
ガスで自家発電 エネファーム
化学反応を利用してガスから電気を作り、このときに発生する熱でお湯を作る仕組みです。足りない電力は、電力会社からの電力でまかないます。エネファームは、生活パターンを学習して自動的に運転してくれます。お湯の量が充分になったら、発電は自動停止します。
ガスと太陽熱のベストミックス スカイピア
太陽熱温水器とガス給湯器を一体化。エコエネルギー太陽熱を最大限に活用しながらお湯を沸かし、雨の日はガス給湯器が補い安定給湯。冬はガス給湯器の補助的役割として、冷水から温めるよりガス代がかからないなど、年間で約4割もガス代が節約でき、太陽光発電より費用が割安です。液晶パネルで省エネ効果&節約状況がすぐに分かるのも魅力!
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